四天王寺中学 入試問題 2009年度 (平成21年度) 算数5番 1から9までの数字が書かれた9枚のカード 1,2,3,4,5,6,7,8,9 があります。9枚の中から3枚を選んで、下のア、イ、ウの場所に 置いて答えを求めます。 ア×イ+ウ 例えば、アに3のカード、イに5のカード、ウに2のカードを置くと、 3×5+2となり答えは17になります。 アに5のカード、イに3のカード、ウに2のカードを置いても答えは 17になりますが、答えが同じでもカードの置き方が異なれば ちがう置き方と考えます。 (1) 答えがいちばん小さくなるようなカードの置き方は何通りありますか。 (2) 答えが偶数になるようなカードの置き方は何通りありますか。 |
(1) ア×イ+ウ=5のときが最小 1×2+3 2×1+3 1×3+2 3×1+2 の4通り (2) ア×イ+ウが偶数 ア×イが偶数 かつ ウが偶数 アかイのどちらかが偶数、 もう一方が奇数 (4×2)×5×3=120 アもイも偶数 (4×3)×2=24 120+24=144 ア×イが奇数 かつ ウが奇数 5×4×3=60 144+60=204 (参考) ア×イが偶数 かつ ウが偶数 の場合の数の別の解き方 ウの偶数を先に決め、残り全体の場合の数から ア×イが奇数になる場合の数を引く 4×(8×7−5×4)=144 答 (1) 4 (2) 204 |